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ゆきはな店主のブログです

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今年もハチミツの物々交換開始です。

8月3日はハチミツの日♡



てことで、今年もゆきはなハチミツ物々交換開始しまーす。

今年はうちのお嬢さん(ミツバチ)達、なまらヤル気出してまして
すでに3回採蜜しております。
(手絞りも入れたら4回)
去年が一年で3回だったので、早いというか多いというか。。。
しかも今年の一期一会の味、多様性があり面白いです。





【その1。ワイルドな味、春蜜。タンポポ、クローバーなど】

今年の初蜜!
割と土くさーい、ザ・植物!といった好きなひとは好きなワイルドなお味。


【その2。スタンダードな美味しさ、初夏蜜。アカシア、ハーブなど】

これぞハチミツ、日本人が好むスッキリとしたアカシアメインの蜜です。


【その3。ある意味超貴重品、ある意味ゲテモノ。手絞り蜜】 終了しました!

少し放っておいたらあっという間に無駄巣(こちらで用意した巣枠が満杯になり別の場所でも巣を作り出したもの)でいっぱいになってました。
しかも、蜜蓋がかかるほど、ハチミツもミッチミチ。(ハチミツが完璧な状態になるとミツバチは蓋をかけます)

巣枠に入ったハチミツは、採蜜器(遠心分離機)でとるのですが
無駄巣に入った蜜はそうはいきません。

というわけで
ふふふ〜手絞りですよ!
手で、蜂の巣をぎゅーーーーーっと絞って、蜜をとるのです!





気分はプーさん、もしくは古代ハニーハンター。

こーゆー原始的なことがたまらなく好きです。

いつもの「美しい」ハチミツではありません。
だって、なんもかんも一緒に絞ってるもの。
蜂の子も、ビーポレン(花粉)も、もしかしたらローヤルゼリーも。
ある意味ですごく栄養素の高い貴重品。
ある意味であは不純物いっぱいのゲテモノ。

さらに雪ちゃん菌もたっぷり入っているので発酵も早いでしょう。

こんな珍味(しかも極僅かしかありません)、欲しいかたいるのでしょーか?


【その4。低糖サラサラ超美味シナ蜜。】
早朝に採蜜したから??
まだミツバチたちの羽の風と温度で濃くなっていない水のようなサラサラな蜜です。
糖度も低めなので発酵しやすいですが、「シナそのままの香り」が残っている逸品です。
(個人的には今年の中ではこれが一番美味しい♡です。師匠からOKサインが!!)

 


【その5。去年のですが…】
去年の冬蜜もまだ若干あります。
ほとんど固形の濃厚冬蜜。
これはいままでのゆきはなハチミツの中で一番の美味!!だと思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いずれも『物々交換』のみでお分けしています。
販売はしておりません。
モノじゃなくても、労働力だったり施術だったり、歌や絵画だったり
技術を教えてくださるとか
あなたの得意なことをしていただく、でもOKです☆

モノだったら、出来ればあなたの「手」「手間」がかかっているものだと嬉しいです。
お金を出せばいつでもどこでも世界中のものが手に入るこの世の中
お金で買えるものには私は興味はありません。
たとえ自分が作ったものではなくても、例えば自分のお気に入りの包装紙を見つけて包んでみるとかお気に入りの便箋に近況や想いを書いてみるとか
ちょっと添えてもらうだけで「あなた」を感じることが出来ます。
わたしは「あなた」を感じたいのです。

そんな「あなた」がミツバチ、そしてハチミツを介して全国から届く事を楽しみにしています!

無くなり次第終了です。

交換ご希望のかたはどの蜜が希望か(もちろん複数でも全部でも良いですよ)、なにと交換希望か
 yukihana@me.com までご一報を〜〜〜。



花粉枠。
なんと美しいのでしょうか。。。。。
うっとり。




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ゆきはなミツバチプロジェクト、初の採蜜っっっっ!!!

7月20日。

ゆきはなミツバチプロジェクトにとって記念の日となりました。

そう、初めて私たちの蜂蜜を採ることが出来たのですemojiemojiemoji

ミツバチがやって来て3ヶ月。
ゆきはな群は産卵が思うように伸びず、ミツバチの数が増えない…
ミツバチが少ないということは当然採れるハチミツも少ない。
うーん。。。どうなってしまうのか…


そこで監督(師匠)から「女王交代!」コールが!
若いピッチピチの女王が投入されました。
↓青く色がついているのが新女王様。


この女王様に懸けるしか無いない…「頑張ってっっ(>_<;)」すがるような思いでした。

結果、こーんなに無駄巣が出来る程がんばってくれました(笑


ブルー女王様、多産でした!ありがとうございます〜〜〜〜emoji

というわけで、やっと蜜がたまりましたので
プロジェクトメンバー全員が集まり、採蜜となりました。

ミツバチさん、ありがとうね〜感謝!!


蜜が溜った巣は蜜蓋で塞がれていますのでナイフで蓋をカットして行きます。


これが蜜がたっぷり着いたガムのようなもので美味しいのです!!
もちろん、薬剤など使っていないのでミツロウごとお口に入れても安心。

↓前日誕生日だった人。ミツバチさんからの素晴らしいプレゼントいただきました♪

ん〜〜〜んまい!!!!

見よ!このたっぷりつまったハチミツを〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(感激で卒倒しそう)


4枚の巣枠から蜜を採りましたが、それぞれに味が違うのが興味深いです。

これを遠心分離機にかけて、蜜を採取します。




最初はゆっくりと〜〜〜
徐々に速度を上げて〜〜〜〜

回します!とにかく回す!!
缶の内側にハチミツがびちびちと着いて行きます。

なかなかしんどい作業ですので交代でぐるぐる〜!!

4枚の巣枠から採った、ゆきはな群オリジナルブレンドハチミツemoji
いよいよオープンです…(ドキドキわくわく!)


とろ〜りと落ちて来る黄金の蜜。



私はそれまで「一番美しい黄金の液体」はウイスキーだと思っていましたが
採蜜に立ち会ってから、ハチミツが一番になりましたよ!
何度見ても素晴らしい瞬間です。

さて、この作業は時間がかかりますので(加熱すれば早いですがもちろんそんなことはいたしません!!)
その間に、蜜源になる樹を見に行きましょう。

こちらは既に花が終わって実がついているニセアカシア。
アカシアの蜜はサッパリとしてクセが無く日本人が一番好む味だそうです。
画像では見にくいですが、豆(実)がぶら下がってます。


こちらも大切な蜜源シナノキ。
私はシナ蜜が好みです。


このあと、ガーデンにてこのシナのフレッシュハーブティをいただきました!
香りが素晴らしい〜♪
自然の恵み万歳!!!!

この後はドリ農部の部活が入っていたのでゆっくり味わえませんでしたが
メンバーさんがスコーンとベーグルを焼いて来てくれました!
ハチミツとスコーンは最高ですよね〜
超美味しかったです、ありがとうございました!

ゆきはなハチミツを持って記念撮影♪

5時半集合だというのに苫小牧から来てくれたお二人もお疲れ様でした!
次回もまた全員で集まれたらいいな。


家に戻り…
先日衝動買いしてしまったルクルーゼのハニーポットに
早速我がはちみつをイン!ん〜〜〜〜きゃわいい♡



そしてシールを貼ってみるとそれらしく商品に見えて来るから不思議だわ(笑
 

今回のゆきはなハチミツは、数が少なく初期から沢山の蜜が採れなかったことから
じっくりと数種類の蜜が集まって出来た、素晴らしいブレンドハチミツとなりました。
どうなることかと思ったけど結果オーライ!
作ろうと思っても作れない神ブレンドですよ!

自然の力って、スゴイですよね〜〜〜。

そしてまた次に採蜜するときは全く違う味の蜜になっているはずです。

一期一会の味。

このブログを読んでくれている方には、特にそれを理解して欲しいのですが…
自然の恵みから出来ているこのハチミツは、ワインと同じように
その土地によって、その年によって、その季節によって変化していきます。
そして、それが自然をいただくことの醍醐味でもあります。

「いつでも同じ味のものを欲しい」というニーズに対応するには、加熱したり薬を使うしかありません。

加熱してしまうとせっかくの酵素も死んでしまいハチミツの栄養素は無くなってしまいます。

「前回買った味と違う!」などとクレームをつける消費者も少なくは無いそうで
自然の味をありがたく思ってもらえない事は本当に残念です。

野菜でも同じですが、人の好みに合わせて作るということは「不自然」なことです。
形が悪かろうが、味が変わろうが、それが自然のかたちなのであればそれを受け入れる、いえ、ありがたくいただくようにしたいものですね。



早速Myハチミツでミード(蜂蜜酒)ハチミツ石けん仕込みました♡
出来上がりが楽しみです。



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ミツバチがやってきた!ヤア!ヤア!ヤア!

4月23日。

ついにゆきはなミツバチプロジェクトの「自分たちの」ミツバチが到着しました!!

予定より少し遅れましたが
当日はグンと気温があがり、結果的に良き日に到着となりました。
なんといっても神戸からはるばるやって来た(しかも産まれは沖縄らしい)ので
寒さには慣れていないミツバチ達、ほんと暖かくなって良かった。




 
この群が我々の「ミツバチ」です。
元気そうでなにより〜〜〜emoji




早速外に出てブンブンしている子もたくさん、
水場(雪解け水の水たまり)で溺れている子も…emoji

救い出せる子は救い出し、羽が渇くまで「はぁ〜」と息を吹きかけあたためてみると
無事飛んで行きました!良かった!







暖かくなった、とはいえミツバチにとってはまだまだ気温は低め。
なので、愛らしいミツバチをじーーーーーっと見つめているわけにもいかず
さっと開けて、なるべく早く女王蜂がいるか確認してしまいます。

これから、どんどん暖かくなっていったら
ゆっくりじっくり観察出来るようになります。

どの花にいくのかな。
いっぱい赤ちゃん産まれるかな。
楽しみだな。







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ミツバチプロジェクト本格始動開始!!

ゆきはなミツバチプロジェクト、
今まではラ・ターブルベールのごうや先生の元、お手伝い&修行をさせていただいて来ましたが
今年から完全会員制にして基礎から応用までしっかり学ぶプロジェクトとして本格始動します。
真剣にミツバチや養蜂、自然な暮らし方を学びたい方向けです。




ミツバチを飼い始めると、木の名前を覚えます。
花の名前を覚えます。
かわいいミツバチたちが、どんな花から蜜を集めてくるのか、花粉を集めてくるのか。

毎年、同じように咲いてると思っている花々ですが、気象条件などにより違いがあります。

ミツバチを飼うことは、自然を観ること。そして、自然を感じること。
ミツバチと親しくなればなるほど、わたしたちは食べものを作っているようで、実は、すべて自然から与えられている。ということを感じはじめます。

わたしたちは、何一つとして作れていません。
太陽、月、水、空気、大地・・・・。それらがわたしたちの食べるものを作っている。

与えてもらっているということを知ります。

このプロジェクトでは、ハチミツをたくさん採る技術ではなく、自然と仲良くなる方法をみなさんと いっしょに楽しく学んでいきたいと思います。

自然の中には、常にあたらしい発見があります。


今月からMyミツバチを購入して「私たちのミツバチ」としての飼育がスタートします。
飼育はただ単に「ミツバチの面倒を見る」だけではありません。
巣枠を作り、巣箱を作り、蜜源を覚え、ハチミツを採り、蜜蝋を採り、商品を作り、販売する。
自然を知り、環境を学び、自分の出来ることを考え、行動し、伝える、繋げる。

時には山に入り樹の枝を集め
時には土をいじりハーブを植え
時にはコツコツと巣箱を作り
時には若いミツバチの姿に涙し
時には最高のご褒美採れたての蜂蜜をいただき
時にはスズメバチと闘い
時にはお客様に喜んでいただけた感動を味わい
時には恩恵のつまった蜜蝋でものづくり…

ミツバチが教えてくれることはそれはたくさんあることでしょうemojiemojiemoji
一緒にミツバチから学びませんか?

<プロジェクトメンバー募集要項>

【入会金】 5,000円(麦わら帽子、綿布、革手袋、ハイブツールなど必要な道具を支給します)
【年会費】15,000円(日々の活動、材料費などに使用します。なお、不足した場合は追加で集金する可能性もあります)
合計20,000円を一度目の参加時にお支払いいただきます。 (次年度から年会費だけでOK)
参加回数が何度でも会費は変わりません。多く参加するとお得です☆

※ツナギ(襟の立っているタイプ)、長靴は各自ご用意ください。

【特典】ミツバチからの大きな学びと経験&ハチミツ1〜2キロ程度

【活動日】不定期となりますが、基本的に月に1〜2回、日曜に集合&作業
他、管理人雪子が日々のお世話をする時に、メンバーさまには「いついつにこういう作業をします」という情報を流しますので参加可能なかたは一緒に行きましょう。
活動に参加するしないは自由ですが、当然、たくさん参加したほうが学びは多いです。
場所は石狩市花畔です。各自集合、またはゆきはな(発寒南駅)集合で乗り合わせて行くことも可能です。

【入会】入会希望の方は予約フォームまたはメール(yukihana@me.com)にて
お名前、電話番号、住所をお知らせください。
追ってこちらから連絡いたします。

なお、ゆきはなミツバチプロジェクトは「自然を学ぶことが目的」ですので
たま〜に体験するだけでいい、ハチミツをお得に買いたい、という方は「ハニー&ハーブクラブ」をオススメします。
http://www.la-table-vert.com/honey-herb-club/




ーーーーーー


正直、これだけの経験が出来る「養蜂塾」的なものになると、金額がゼロひとつ違います。
ごうや先生の「学びの場を提供したい」というお気持ちで年間15,000円という設定が可能になりました。
その気持ちに感謝するとともに、私も感受性と行動力を全開にして吸収していきたいと思っていますm♪







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ある若い蜂の日記

蜂の暮らしは、大人になったばかりの人間のものによく似ている。

第一日目、働き手になる準備は整ったというものの、まだほとんどスキルがない。
そこで最初の仕事は、今出て来たばかりの育房の掃除だ。
そのあと半日程、ほかの巣房の掃除という単純な仕事につく。
残りの時間は、食事、休憩、そしてもっとやりがいのある仕事探しに費やされる。

四日目あたりで、やっと仕事がみつかる。子供の世話だ。
口からローヤルゼリーをベビーベッドに吐き出して、蜂児を育てる。建設事業の才のある仲間は
蜂ろうを使った新しい巣居たの建設にとりかかりだす。
女王のお付きとして召し抱えられたものも何匹かいる。これは女王に食事を運び、排泄物を巣の外に捨てる光栄な仕事だ。




十日目ぐらいになると、事態は一気に進む。
ひからびた外勤蜂(採餌蜂)が身体を震わせ、脚をひきつけながら駆け込んで来て「受取人が必要なの!」と叫ぶ。
「クローバーの花蜜がほとばしっているところを見つけたんだけど、荷渡し出来る人が足りない!」。
採餌蜂は自分で花蜜を貯蔵することはしない。花蜜の採集に大至急戻れるように、巣の中に居る蜂を探して荷渡しする。
「わたしにも出来そうだわ」と若い蜂は思う。まだ内勤蜂であることに変わりはしないが、単純な掃除とやんちゃ坊主の世話の世話の日々はもう終わりだ。
若い蜂は、興奮の坩堝と化している巣の入口に急ぐ。そこでは、外勤蜂が広い外界から、ひきもきらずに花粉、花蜜、水を持ち帰って来ている。外勤蜂は巣に降り立ったとたん、身体をうごめかして「誰か受け取って、だれか!」と叫ぶ。若い蜂はその様子を見つめたあと、勇気を奮って花密で体がはち切れそうになっている外勤蜂に近づき、その体に触覚で触れて伝える。
「お姉さん、私にやらせてください」
ホッとした外勤蜂は、丸まった口吻(花蜜を吸い上げるストローのような口)を伸ばして、体内のタンクに納められた花蜜をすべて若い蜂に移す。
若い蜂はよたよたしながら巣の中に戻り、空の巣房を探して、花蜜をいったん中に吐き出したあと、その日一日かけて、口から体内に入れたり戻したりを繰り返す。この過程で、水分を蒸発させながら、花蜜の等分を結晶型のショ糖からシロップ状の果糖に変える酵素を加えるのだ。
水分の量が最初の70%から約40%にまで減ると、仲間とともに翅を震わせて風を送り、欧風料理のソースのように水気を飛ばす。水分量が20%を切ったら、ハチミツのできあがりだ。
蜂蜜を入れた巣房に蜂ろうで封をして、また巣の入口に戻り、次の荷を受け取って来る。



一週間後。若い蜂はまだ貯蜜蜂の役目を楽しんでいるが、巣の入口から目にした外の世界にも興味が湧いて来た。ある日、勇気を奮い立たせて巣の外に身を乗り出し、翅を使って飛ぶ練習をしてみる。
すると自分でも気づかないうちに、体が浮き、空を飛んでいる。
「こんなに簡単なことだったんだ!」
若い蜂は、周囲の情景をスナップ写真のように頭に刻み込んでから、安全な巣の中に戻る。
その後の二、三日間、何度か訓練飛行を繰り返し、その度に遠くまで行きながら、巣箱の目印となるものを記憶に刻み付ける。
そしてその日がやって来る。
時刻は早朝。
ここしばらく大きな動きはなかった。機能は一日中雨が降っていたから、外勤蜂は仕事に出ず、若い蜂とその仲間は、蜂蜜の熟成に専念した。
だから今は何もすることがなく、エネルギーを保存するために休んでいたところだった。
と、突然、一匹の外勤蜂に肩をつかまれて揺り起こされる。
「リンゴの花よ!」
外勤蜂が叫ぶ。
「花蜜がいっせいに流れ出したの!全員ただちに飛行甲板に集合すること!」
「私も?でも、一度も花蜜を集めたことがない」
「だから、今やるのよ!さあ、行って!」

 


こうして若い蜂は興奮みなぎるダンスフロアに急ぐ。
ダンスフロアは巣のすぐ内側にある場所で、戻って来た採餌蜂が尻振りダンスをするところだ。
押し合いへし合いしながら他の見物人といっしょに眺めていると、やった!尻振りダンサーがすぐそばを通り過ぎる。お尻を必死に左右に振って、みんなに新しい発見を知らせようとしている。若い蜂は彼女の姿をしばらく眺める。そして、飛び立つ方向を教えてくれるダンスの角度、どれだけ遠くに飛ぶべきかを知らせるダンスの時間に注意をはらう。
この採餌蜂が宝の山を見つけたことは間違いない。体が水風船のように膨らみ、体中の孔からすばらしいリンゴの香りがにじみ出ているから。
「わかった!」
若い蜂が叫んで、採餌蜂のうしろに出来た数珠つなぎの列に並び、一緒にお尻を振り始める。他にも何匹か列に加わったあと、列は巣箱の入口に進む。
列の前の蜂が飛び立った。
方角は採餌蜂がダンスで教えて太陽に対する角度だ。
若い蜂もすぐあとに続く。頭の中では飛び続ける時間を数えている。
「このあたりのはずなんだけど…なんにもない…ああ、あった!」




白とピンクの炸裂する花火のように、リンゴの木が満開の花を湛えている仲間はもう仕事に取りかかっている。若い蜂は花を選び、花びらに着陸する。花弁の上に描かれた紫外線のラインが花の付け根にある花蜜の井戸を指し示し、そこからたまらない香りが漂って来る。若い蜂はこのラインをたどり、ミルクシェイクにストローを差し込むように、口吻を伸ばして差し入れる。
「あぁ…なんという甘い幸せ」
彼女は「蜜胃」をいっぱいにする。コレは、腹部にある袋で、頭部に組み込まれた油圧ポンプで充満したり空っぽにしたり出来るものだ。でも、蜂は花蜜をすべて消化してしまったりはしない。蜂の社会では「みんなは一人のためにあり、一人はみんなのためにある」。だから、体を押したら花蜜がこぼれだすほどたくさんのリンゴの花蜜を体内に詰め込んだら、若い蜂は過剰積載したヘリコプターのように低空飛行で巣に戻る。入口についたら、待ち受けている貯蜜蜂に蜜胃の内容を絞り出す。相手は一週間前の自分を同じ年頃の意欲満々の後輩だ。すばらしい花蜜がとれる花畑を見つけたときは、すっかり興奮してしまって、花蜜を貯蜜蜂に受け渡したあと、ダンスフロアに突進すると、お尻を振らずにはいられない。案の定、他の蜂が数珠つなぎに繋がり、彼女のダンスにしたがって、一直線に花に向かって飛んで行く。チームで頑張ろう!




こんな風にして三週間が過ぎる。内勤蜂として巣の中で21日間過ごしたように、次の三週間は外勤蜂として餌を集める仕事に費やされる。スキルはぐんぐん上達し、明け方から日暮れまで休みなしに働く。だが、徐々に変化があらわれる。きわめて薄い繊細な翅はどんどん摩耗する。体にガタが来たような気がし始める。内蔵が病気に侵されて行く。ある日、フォールスターの花びらの上にとまった彼女は脚が動かなくなった。飛ぼうとしても翅が開かない。
そのまま、地面に落ちて、彼女の命はつきる。

『ハチはなぜ大量死したのか』著者ローワン・ジェイコブセンより

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ミツバチとヘンプ

先日、 道議会議員の広田さんが主催の「情報交流サロン」に参加して来ました。
今回のテーマは「ミツバチが教えてくれること」として、ラ・ターブルベールの尾形さんがお話してくれました。
場所は白石にある「珈琲淹 リファインド」
(マスターが渋くて優しくて素敵♡)


広田さんとは「夢カフェまーくる」でのイベントで知り合ったのですが

このイベント実はお誘いも受けておらず当然行く予定でも無かったのですが、何故かFacebookで参加することになっていてわけもわからず急遽行く事になったのです。神様、縁作りのためにねじ込んだね…(笑)

その後、新月カフェに来ていただいて、その時にお知らせしたミツバチプロジェクトの講座にも参加していただき
今回、広田さんが尾形さんのお話会を開いてくれるという運びとなりました。

広田さんも自身が農家体験があったり、現在も議員として「麦チェン」「木チェン」「エネチェン」と北海道の食やエネルギー問題等に取り組んでいる方ですので、非常にお話が面白くて勉強になります。
私も、尾形さんも広田さんも、目標とするところは同じなのです。
まずは美味しい珈琲をいただきながら、尾形さんのミツバチのお話をじっくりと。

前半はミツバチの雑学や養蜂について。
プロジェクトの講座でも聞いている話ですが、ミツバチの生態は何度聞いても面白いです。
みなさん、知ってるかな?
ミツバチが交配してくれることによって実がなる作物って、ホントに沢山あるんですよ!
(逆に言うとミツバチが交配してくれないと実がならない作物が沢山あるのです)

後半は消えたミツバチについて…

ネオニコチノイドによってミツバチが大量死していることは
以前から話題になっていることですが
なぜそれほどまでに農薬が必要なのか、を考えて行くと
やはり人間の傲慢さでしか無いな、と思いますね。

作物がちょっとでも虫食いすることを許せない消費者。
それに怯えて薬剤で虫を殺す生産者。
その農薬で減るミツバチ。
ミツバチが減って農作物がならず困る生産者。
農作物が減って食べる物が無くなったり値上がりして困る消費者。

人間は痛い目を見ないとわからないのでしょうか…

この「消費者」は誰でもない私達です。
「綺麗で安全で安い」モノを求めている私達です。

虫はいや、形も綺麗じゃないといや、
でも農薬も使って欲しく無い
値段だって安く無くちゃいや

そんなバカな(笑

そういう人たちに私は「じゃあ自分で作りなさいよ(ていうか、作ってみろ、無理だから)」と言うのですが
「畑なんて虫だらけじゃないの!冗談じゃないわ」などと平気で言います。
そのうえ「お金払ってるんだから農家がちゃんと作ってよ」
…あぜん。。。


「もう、隣の奥さんったら畑に農薬まいてるのよ〜いやんなっちゃう」と言いながら
自分は庭先の蟻に殺虫剤をまいていた人もいます。

何も知らずに、ペットにまで悪影響を与える「ノミ取り首輪」を愛するワンちゃん猫ちゃんにつけている人もいるでしょう。
虫がいたら殺虫剤、早く大きく育てたいから化学肥料、雑草いやだから除草剤、カビが生えたらカビ取り剤、生えないように防カビ剤…
農薬は農家が使うものだけじゃありません。
私達も身近に使っているんです、何も知らずに。
虫が死ぬ薬剤が虫以外には影響無いなんてことはないんです。

作物は虫が食って当然でしょう。
森林には虫が居て当然でしょう。

邪魔者を駆除しようとして結果痛い目をみるのは人間です。
自然と共存して生きる覚悟が必要なのではないでしょうか?

…と、熱くなってしまいましたがemoji
尾形さんは「農薬反対の立場」にはならないと言っています。
「農薬に変わる代替案が無いから」、だそうです。
確かに、現状では「農薬を必要としている人」に対して代わりにこうしてくださいと言えることは無い…

なので、農薬反対ではなく「今よりもっとミツバチが暮らしやすいような環境を作って行く」ということで
以下のような提案をしていくとのこと。

わたしたちができること。できる事から始めよう!


『わたしたちができる5つの贈りもの』

1.花を植えましょう。化学物質で汚染されていない花をミツバチに贈りましょう。 
消毒・防カビ・殺虫処理された種子や苗に農薬を散布されたものは低濃度であってもミツバチを死なせてしまいます。植える花は種子処理(消毒)せず無農薬の花苗を扱っているお店から購入しましょう。
蜜源草花:ムスカリ、タンポポ、ラベンダー、ボリジ、アニスヒソップ、ミント類、ひまわり、ニナリア、フェンネル、ハチミツソウ等


2.木を植えましょう。
蜜源となる樹木を植えてください。花が咲くと蜜を吸い、花粉を集めるためにミツバチたちをはじめとする昆虫や野鳥が集まります。かれらが安心して過ごせる空間を贈りましょう。
蜜源樹木:エゾヤマザクラ、ニワトコ、ナナカマド、アズキナシ、カエデ、キハダ、ユリノキ、トチノキ、ニセアカシア、ツルアジサイ、シナノキ、エンジュ、クサギ、ハリギリ等

3.
水場を用意しましょう。
ミツバチたちは良く水を飲みます。花が咲いて蜜が出始めるとミツバチが集まります。集まったミツバチに水を贈りましょう。水はバケツ等に入れてミツバチが溺れないよう木炭を入れてください。木炭は水が腐るのを防ぎます。

4.殺虫剤(ネオニコチノイド系農薬)を使わないようにしましょう。
家庭菜園、お庭の花や木、果樹等にネオニコチノイド系農薬を使わないようにしましょう。害虫の大量発生は環境のバランスが崩れているというメッセージです。自然からの声に耳をすませて原因を探ってみてください。

5.蜜源植物の里親になりましょう。
蜜源植物の種子を集めてください。種子を植えて苗を育ててください。わたしたちと一緒に植樹していきましょう。


【ワンコインサポーター募集!!!】
一口500円からできる蜜源植物の里親制度です。
高校生未満は一口、それ以上は二口以上でお申し込みください。
ご希望のかたにミツバチが大好きなアニスヒソップ、ハチミツソウの種子を差し上げます。
みなさまからいただいた寄付金は蜜源植物の育成、ミツバチの研究・育成に使わせていただきます。
※振込先など詳細はメールにてお知らせしますので、ご連絡くださいませ。
また、ゆきはなでも受け付けております。



☆ハチミツソウの蜜を吸うミツバチ(^-^)♪
ご家庭のお庭やプランターで育てられます。お花も可愛いですよ〜!
是非ミツバチにお花をプレゼントしてください♪


さて、会のことに話を戻しますと

後半、私からも「ドリ農部」と「ゆきはな」の活動について少しだけお話させていただきました。
今後の活動展開として
☆「有機農業映画祭」の札幌開催
☆「ヘンププロジェクト」として、大麻に対する偏見を無くし、歴史や価値を知ってもらう活動
を目標として掲げました。
毎度の事ながら見切り発車ですが(笑
口にしたからには実現させます。

まずは11月の東京で行われる国際有機農業映画祭へ参加し情報収集し
ホームページ上でも「ヘンププロジェクト」というカテゴリを作りこちらとFacebookで大麻草について大麻草の情報を発信して行きたいと思います。


来月から夫が6次化の勉強を始めます。
「大麻の栽培から、商品作りまでやろう!」とけしかけております。
結構乗り気な夫。
いいぞ!!!!あとは法改正だ!!!!!

エンジンのかかった私は誰にも(自分自身でも)止められない…
それは誰もがわかっているようで
尾形さんにも「先走って大麻の栽培始めたらダメだよ!!」と突っ込まれました(笑
法に触れる事だけは気をつけようと思いますemojiemojiemoji



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ミツバチプロジェクト第一回講座

先日ゆきはなで「ゆきはなミツバチプロジェクト」の講座&見学会が行われました!
先生は石狩で養蜂をされているラ・ターブルベールの尾形さんです。



まずは先生のハーブ園でとれたハーブティをいただきながら、座学にてミツバチを学びます。
テーマは「農的くらしとミツバチの関わり」です。




ミツバチの歴史、生体、作物との関係、養蜂の仕事…
尾形先生のお話に「え〜!」「ほ〜!」
ビックリしたり、笑ってしまったり、真剣に考えたり…
どんどんミツバチの世界に引き込まれて行きます。
こんなに身近に居るのに、私たちってミツバチについて何にも知らなかったんだね〜!


あっというまに座学は終了、じゃあ実際にそのミツバチが採ったハチミツを食してみましょう!


平成9年頃からドンドン減って来ているミツバチ。
今年はそれに加え気温や雨の影響で蜜源が減っていることもあり、採れるハチミツはごく僅かでした。
ターブルベールさんでも「もう売れるハチミツは無い!」状態なのです。
が、プロジェクトメンバーのお一人が所有していた(買いだめしていた?w)ハチミツを持参してくれて、メンバー全員で味見をすることが出来ました!
(しかも、そのスコーンも焼いて来てくれました!すごい!!)
尾形さんのハチミツ7種類と、他の(札幌の)養蜂場のハチミツ、
そして一般的に売られている安価なハチミツと食べ比べです。

同じガーデンに居るミツバチでも季節で(蜜源によって)味がこーんなに違うのです!
サラリサッパリとした春のアカシア、濃くてクセのある秋の栗やシナ。
ターブルベールのハチミツは薬剤は一切使用していないし、当然非加熱。
では一般的な薬剤使用、加熱したハチミツのお味は…?

言うまでも無いですよね!!

尾形さんが蜜から蜜源(花の名前)を言い当てたのはビックリでした!
利き蜂蜜師!?
蜂蜜ソムリエ!?

emoji



さて、講座も終わりお楽しみのお昼ご飯タイムですよ〜!
みなさんには「昼食を持参してください」とお伝えしたはずなのですが
何故か誰も持って来ていないということが判明(笑
急遽、用意しておいたごはんをシェアすることに〜〜

玄米おにぎり、ぶり大根(蜂蜜使用)、オクラのハニーマスタード、みょうがのハチミツ和え、人参のハチミツサラダ(メンバーさん差し入れも♪ありがたや〜)
蜂蜜づくしです!
蜂蜜を使うと味がまろやかになるんです。

なごたんも梅吉も、講座中おとなしくしていい子だったね〜〜(^-^)


さて、場所を石狩の『ビー・フレンド・ガーデン』に移動して、午後の見学スタート。

梅吉、ヤギのたみちゃんと初対面!
この後、角で突かれそうになりました(笑


花畔神社の目の前にあるガーデン。
現在オープンにむけて、少しずつハーブや蜜源になるお花などを植えているところです。
みなさん、カメラ片手にお花の説明を受けていたら…


おや!
ドリ農部でお世話になっているはるきちオーガニックファームの小林夫妻&愛息子くん(初対面!)ではありませんか〜
実家から奥様と息子が帰って来てこれから三人での生活が始まるのとのこと!
幸せっぷりがにじみ出ておりますな〜emoji


そんな素敵ハプニングがありまして
ガーデンの続きを。
ハーブも沢山紹介してくださったのですが(ちなみにハーブ担当はハーバルセラピストの奥様)
記憶力無し子の私は画像はあれども片っ端から名前を忘れています…とほほ。

(以下、蜂の画像があります)


これは覚えてる!セントジョーンズワート!


ミツバチ大好き、その名も「ハチミツソウ」!
美味しそうにちゅーちゅーしてますね♪



見学が初めての皆様は興味津々です。
別々の群の蜂をひとつにまとめる作業などを行いました。

巣箱の前にある三角のネットは、スズメバチを防ぐためのもの。


見よ、トラップにかかったこのスズメバチを!
こいつらがミツバチを食べたり食べなくても殺しちゃったりするのだそうです!
目つきも悪くて、見るからに悪そうな顔してるんだよな〜(笑
蜂アニメで悪者になるのも納得です。


この日はお天気が良くて気温も高く、ミツバチもご機嫌だったのか
我々に「八の字ダンス」も披露してくれました!!emojiemoji
お尻フリフリ、可愛いですね〜〜〜〜




見学中も、尾形さんにいろいろなお話を聞きました。
座学も含め、ミツバチと私たち、ミツバチと環境、そして環境と私達の関係を学びました。

実際ミツバチを見て感じたこと。
これから私たちがミツバチや環境に何が出来るのか。

ミツバチ可愛い、ハチミツ美味しい、だけではなく
いろんなことを考えて行きたいですね。

そしてまだまだ奥が深いミツバチの世界。
座学も第二弾、第三弾と続けたいと思っていますので、皆様お楽しみに!!


そして…
最後は…
神社のお祭りでかんぱ〜い!!





美味しくて楽しいミツバチプロジェクト、まだまだメンバー募集中ですよ♪
(yukihana@me.com まで参加希望とメールしてくださいね)

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ミツバチを学ぼう。ミツバチから学ぼう。


ミツバチプロジェクトからのお知らせです。

これまで何度かミツバチのお世話をしてきたのですが
ここへ来てミツバチが大量に死んでしまったり病気になったり危機的状況になっています。

以前から農薬などの影響でミツバチが激減しているとニュースにはなっていましたが
目の前でハッキリとその結果を見る事になってしまいました…(/ _ ; )

ミツバチに影響を与える薬剤(ネオニコチノイド)は農家さんが畑に使う農薬だけではありません。

私たちが日常的に使う除草剤や殺菌剤、防虫スプレー、ダニ取りのためのペットの首輪にまで使われています。
(各国でネオニコチノイドの販売や使用を禁止する対策が講じられていますが日本は何の対策も取られていません)
また、ミツバチが減った原因は薬剤だけでなく「蜜源が減った」ことにもあります。
日常的に使われる薬剤、減った植物…

ミツバチが消えて行く現象と私たちの環境は直結しているのです。

と、ちょっと堅苦しいお話から入ってしまいましたが(^^:)

こんなことも踏まえて『ミツバチから環境を学ぼう、環境だけでなくいろんなことを教えてもらっちゃおう!』と思い立ちました。
せっかくなのでプロジェクトメンバーだけでなく皆さんにも是非聞いていただきたい!

興味のあるかたは是非ご参加ください!


■テーマ:「知れば知るほどオモシロイ。ミツバチとハチミツについて」

人類とミツバチの歴史は古い。ハンパなく古い。

だって、紀元前からのお付き合いですもの・・・。

でも、北海道の養蜂は100年そこそこ。

北海道には本来生息していないミツバチをどのように飼うか。

わたしたちの周辺環境とミツバチの世界をのぞいてみましょう。

そ・し・て・・・。

かのクレオパトラ7世の美貌のヒケツはハチミツだった・・・。とか。
ミツバチの毒針が化粧品に使われている! とか。
養蜂の技術だけではなく、生産物の有用性についても学んじゃお。


午前中はお勉強、お昼を挟んで午後は実際に養蜂をしている石狩のハーブガーデンへ行って蜂さんに会ってみよう!

※養蜂場見学は実際に蜂に近づかなくても、遠くから見るだけでもOK
※午前、午後のどちらかだけの参加もOK
※基本はゆきはな集合解散としますが自家用車での移動もOK

日時:9月14日(土)


10:00〜12:00 座学
昼食&移動
13:30〜15:00 養蜂場の見学
(時間は多少前後する可能性もあります)

講師: ラ・ターブルベール NPO法人 Ojas 尾形先生

場所:午前の部 ゆきはな (西区発寒3条4丁目)

午後の部 ビー・フレンド・ガーデン(石狩市花畔)

持ち物:筆記用具、昼食

蜂を間近で見たい!という方は以下のものをご用意ください
・つば広の帽子
・面布:虫除けネット
・厚手の革手袋、またはゴム手袋。
・厚手のアームカバー
・できればツナギ(服)

料金:午前の部1,000円 午後の部1,000円 通し参加1,500円


(全て危機的状況の蜂さんを応援するために使わせていただきます!!)

参加方法:yukihana@me.com までメールにてお申し込みください。

9月を過ぎると蜂は冬支度に入ってしまうので、動く蜂を見る事が出来るのは今回が今年最後です。
皆様のご参加お待ちしています!




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ミツバチプロジェクト第一回報告

第一回 ゆきはなミツバチプロジェクトの活動日でしたので報告します。


当日はハーブ園のアイドル(?)ヤギの「たみちゃん」も参加!
とにかくそこらじゅうの草をムシャムシャ…
ひまわりが大好きなようで必死に食べようとしますが
「それはダメ!」とお父さんに怒られちゃうのでした。可愛い。

 

さて、これから蜂さんと対面するわけですが、
針を持った相手にノーガード戦法ってわけにはいきません。
鉄壁のガードでのぞみましょう。

必要なもの

・つば広の帽子
・面布:虫除けネット
・厚手の革手袋、またはゴム手袋。
・厚手のアームカバー
・できればツナギ(服)。

全てホームセンター(ホーマック等)や
作業着のお店(プロノ等)で売っています。

要はとにかく隙間を作らない!蜂が入る隙を与えない!という事がポイント。
首筋や袖口、裾口、ちょっとした隙間から蜂さんは入って来るそうです。
今後、ミツバチに近づきたいというかたは上記の装備を用意しておいてくださいね。
※作業は必須ではありません。遠巻きに見るだけしか出来ない!というかたもお話だけ聞きたいというかたも参加歓迎ですよ〜。


作業前にミツバチについてレクチャーを受けます。
セイヨウミツバチとニホンミツバチの違い。
ミツバチの生態。
何故、どうやって蜜を集めるのか?
ハチミツとミツロウとプロポリスについて。
などなど…

↓巣素という、ミツバチが素を作る基礎の板


何度聞いても驚きの連続。
ここに書いたら本が一冊出来そうな情報量で(なので書きませんw)
ほんとに、講義だけでもずっと聞いていたいです。
(そのうちそういう機会も設けたいと思っています)

さて、作業に入りましょう。まずは燻煙器の準備。見た事ありますよね?


新聞紙に日を着け、そのへんの草わらなどをいれて燃やして煙を出します。



これがミツバチの巣箱です!

蓋を開けるだけで、ドキドキ。

巣箱の中はこんな感じ。

一枚一枚にミツバチがびっしり…!
虫が苦手な人ならこれだけで卒倒ですね〜〜〜


ミツバチは衝撃に反応する(攻撃してくる)ので
そぉ〜〜〜っと巣箱から板を引き出します。

これが尾形先生(プロ)の手つき!!


これが素人の手つき。
「ひょえ〜〜〜〜!」
ビビってる感じがあらわれてますね(笑


ミツバチが着いたままでは採蜜できませんので、
はけ(これは製図用だそうです)で、裏表そ〜っと、なおかつ迅速に蜂を払います。
(ぼやぼやしてるとすぐまた裏に蜂が寄って来きてエンドレス作業になります)

そうして蜜だけになった
巣板を遠心分離機にセットし


回します!!!!!!!!
意外と軽く回るので、だれかおさえていないと危険です。
交代交代、おさえて回すを繰り返します。

二枚を裏表で思ったより大量の蜜が採取出来ました!!

そして、溜ったハチミツを取り出します。
瓶にガーゼを被せた漏斗をセット。


そして…
待望の瞬間!!!!
オープンでございますーーーーーー


流れ出て来る、それは美しい金色の液体。



これが、あのミツバチ達が一生懸命アカシアから運んで来た蜜なのです!!!

「味見をどうぞ」
感動でうっとりしていると尾形さんが声をかけてくれたので
「ハッ!そうだ、味!!」と我にかえり、早速ペロリ。

うっわ〜〜〜〜〜emoji

これ、ハチミツですか?
「美味しい」という言語を超えた何かがあります…

私はターブルベールさんのハチミツは毎朝食べてますが…

とれたてはまた違う!

香りが新鮮!
甘みがまろやか!
味が濃い!

ゴクゴク飲みたい(笑

暑い中身体を密封して灼熱地獄の中の作業でしたが
このハチミツで全てがぶっとびました!!

☆実際に非加熱のハチミツにはブドウ糖はもちろんカリウム、ナトリウムなどのミネラルやビタミンも含まれているので疲労回復や熱中症対策にも最適なのです!!

ミツバチさん、ありがとねーーーemojiemoji


ミツロウも、、、がんばってね♪


ゆきはなミツバチプロジェクト、まだまだ参加者募集中です!
興味のあるかたは
yukihana@me.com
まで
お名前、連絡先、メールアドレスを明記してメールをくださいませ☆

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ゆきはなミツバチプロジェクト。

ミツバチ そして ハチミツ。



知りたかったけど、身近では無かった存在。

それが、ある日のドリ農部の部活から「遠く無い存在」になりました。

ドリ農部がお世話になっていた石狩のはるきちオーガニックファーム。
そこで養蜂をしていたのが
NPO法人 Ojas (ラ・ターブルベール)さんでした。

オーガニックファームで
無農薬で養蜂をしているなんてなんとも贅沢なミツバチとハチミツ(もちろん非加熱)!!
「見てみますか?」とはるきちさんが案内してくれ
代表の尾形さんの話を聞く事が出来ました。

はち、、、すごいemoji
すっかり夢中でした。

「栗とシナの木からとれた『クリシュナ』というハチミツがある」という発言にもノックアウト…www
インドの神様であるクリシュナも、クリシュナムルティも大好きだからーーーー!!
ハチミツからそこ、来るーーー!?みたいな(笑


そのあとにターブルベールさんから何度か通販でハチミツを買わせて頂いたのですが
あるときこんなメールが送られて来ました。

季節がら、ハチミツがとても結晶しやすく、このような低気温のなか
荷台に長く置かれると、確実に結晶してしまうのでは…。と心配しております。
 
私どものところから、そう遠くないですし、
直接お届けに上がりたいと思うのですが、いかがでしょうか?
 
北海道GreenHoneyの「Daichi」が特に結晶しやすいので
是非、結晶していない、きれいな色も楽しんでいただきたいと思うのです。

こんなにご丁寧なメールまでいただいて超感激。
ハチミツのことをとても大切にしている姿勢がうかがえました。
そんなに愛されてるミツバチとハチミツ、美味しくないはずがない!!
ハチミツにもすっかり夢中。
毎朝、白湯に入れていただく毎日が始まりました。

そして
ミツバチのことをもっともっと知りたい…
学ぶ場を作れないかと連絡をとると、
ちょうどはるきちさんの畑から場所を移動し
新たにハーブ園を作るとのことで
何度かお手伝いがてらお話を聞きに伺いました。
土とハーブに触れるだけでも幸せなのにそしてすぐそこにミツバチが居るのです…
飛ぶ練習をしている若いミツバチの可愛いこと!!!!




そして、こんなメールをいただきました。


ミツバチの生態を知ることは飼育する環境を知ることと直結します。
実は、この部分が最も伝えたいトコロなのです。
私もミツバチを飼育しつつ、そこから派生してハチミツ、ハーブに至っております。

ミツバチの生態はとても奥が深い。そして同時に環境を整える必要性を感じ始めます。
ミツバチは群としてひとつの生命体であり、家族であり、社会や国家であると思えてくるのです。知れば知るほど、奥が深く、また、それは身近な環境(都市・農村・自然)を知り、人の社会を知る。とても良い教材でもあります。

そこでご提案なのですが、有志でミツバチを飼育してみてはいかがでしょうか。
私のミツバチを教材にして定められた日時にレクチャーを受けるより、実際に所有して飼育する方が学びも早いですし、技術的なことも得られます。
なにより、自分たちのミツバチを死滅させることなく飼育を続けるために各々が学ぶ・考える姿勢を持つことができます。
また、自分たちの飼育したミツバチから採れたハチミツは格別の味になることでしょう。

ななななななんと
自分でミツバチを飼育出来るーーーー!?
そんな〜いきなり夢かなっちゃったemojiemoji


最初はドリ農部の部活として定期的に勉強するのはどうだろうと考えていましたが
大々的に告知して大勢で押し掛けて作業をする、というものでもありませんし
採蜜は早朝3時4時から行われる事もあり
前もって日時を決めるということも難しく
部活として定期的に活動するのは無理と判断しました。

また
ミツバチを飼うという事は単に食べ物(ハチミツ)を採るということではありません。
ミツバチを知る事は自然を知る事。そして宇宙を知る事です。
「おいしさの出発点をさがそう」というドリ農部のコンセプトと外れてはいませんが、
きっともっと深い学びになる。
ドリ農部という枠から外れて、たくさんの人にお知らせしたい。

そう考え、ゆきはなのミツバチプロジェクトとしてスタートさせることにしました。



ミツバチを知り、自然や環境を学ぼう。
採れたハチミツを美味しくいただこう。
ハチミツでスイーツを作ったり石けんを作ったり。
ミツロウで化粧品やキャンドルを作ったり。

活動日も活動時間も活動費もその時次第。
ミツバチに合わせて動きます。
前もっての決まりごとはありません。

そんなことに興味があるかた、仲間になりませんか。

参加してみたい!というかたは

yukihana@me.com

まで「ミツバチプロジェクト」を件名にして
お名前、メールアドレス、緊急連絡先(携帯電話)をメールしてください。
MLに登録して今後の活動についてお知らせいたします。


☆まずは今週の土曜日(7月6日)に採蜜体験が出来ます。

アカシアの蜜ですよ♪

今の時期はミツバチもおとなしく、接近することが出来るそうです!

乗り合い希望のかたは8:30に発寒南駅集合。(ガソリン代500円お願いします。)

直接現地集合のかたはメールにて詳しい場所をお知らせします。
雨天の場合、開催か延期かは当日連絡いたします。
参加希望のかたは yukihana@me.com まで






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プロフィール
HN:
雪子
HP:
性別:
女性
自己紹介:
『身の回りのものをどこまで手作り出来るか』がライフワーク。
神社大好き「和」大好き。
スピ系活動もするけど、キラキラ☆フワフワ♡なスピは苦手w
ガッツリ地に足着いたPUNK系スピですwww
どちらもバランス良く
徹底的に自由に生きることを目指してます。

可愛い年下夫と可愛い柴犬(♂)と暮らしてます。@さっぽろ

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