忍者ブログ
ゆきはな店主のブログです
[241]  [240]  [249]  [239]  [238]  [237]  [235]  [234]  [233]  [232]  [231

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ミツバチとヘンプ

先日、 道議会議員の広田さんが主催の「情報交流サロン」に参加して来ました。
今回のテーマは「ミツバチが教えてくれること」として、ラ・ターブルベールの尾形さんがお話してくれました。
場所は白石にある「珈琲淹 リファインド」
(マスターが渋くて優しくて素敵♡)


広田さんとは「夢カフェまーくる」でのイベントで知り合ったのですが

このイベント実はお誘いも受けておらず当然行く予定でも無かったのですが、何故かFacebookで参加することになっていてわけもわからず急遽行く事になったのです。神様、縁作りのためにねじ込んだね…(笑)

その後、新月カフェに来ていただいて、その時にお知らせしたミツバチプロジェクトの講座にも参加していただき
今回、広田さんが尾形さんのお話会を開いてくれるという運びとなりました。

広田さんも自身が農家体験があったり、現在も議員として「麦チェン」「木チェン」「エネチェン」と北海道の食やエネルギー問題等に取り組んでいる方ですので、非常にお話が面白くて勉強になります。
私も、尾形さんも広田さんも、目標とするところは同じなのです。
まずは美味しい珈琲をいただきながら、尾形さんのミツバチのお話をじっくりと。

前半はミツバチの雑学や養蜂について。
プロジェクトの講座でも聞いている話ですが、ミツバチの生態は何度聞いても面白いです。
みなさん、知ってるかな?
ミツバチが交配してくれることによって実がなる作物って、ホントに沢山あるんですよ!
(逆に言うとミツバチが交配してくれないと実がならない作物が沢山あるのです)

後半は消えたミツバチについて…

ネオニコチノイドによってミツバチが大量死していることは
以前から話題になっていることですが
なぜそれほどまでに農薬が必要なのか、を考えて行くと
やはり人間の傲慢さでしか無いな、と思いますね。

作物がちょっとでも虫食いすることを許せない消費者。
それに怯えて薬剤で虫を殺す生産者。
その農薬で減るミツバチ。
ミツバチが減って農作物がならず困る生産者。
農作物が減って食べる物が無くなったり値上がりして困る消費者。

人間は痛い目を見ないとわからないのでしょうか…

この「消費者」は誰でもない私達です。
「綺麗で安全で安い」モノを求めている私達です。

虫はいや、形も綺麗じゃないといや、
でも農薬も使って欲しく無い
値段だって安く無くちゃいや

そんなバカな(笑

そういう人たちに私は「じゃあ自分で作りなさいよ(ていうか、作ってみろ、無理だから)」と言うのですが
「畑なんて虫だらけじゃないの!冗談じゃないわ」などと平気で言います。
そのうえ「お金払ってるんだから農家がちゃんと作ってよ」
…あぜん。。。


「もう、隣の奥さんったら畑に農薬まいてるのよ〜いやんなっちゃう」と言いながら
自分は庭先の蟻に殺虫剤をまいていた人もいます。

何も知らずに、ペットにまで悪影響を与える「ノミ取り首輪」を愛するワンちゃん猫ちゃんにつけている人もいるでしょう。
虫がいたら殺虫剤、早く大きく育てたいから化学肥料、雑草いやだから除草剤、カビが生えたらカビ取り剤、生えないように防カビ剤…
農薬は農家が使うものだけじゃありません。
私達も身近に使っているんです、何も知らずに。
虫が死ぬ薬剤が虫以外には影響無いなんてことはないんです。

作物は虫が食って当然でしょう。
森林には虫が居て当然でしょう。

邪魔者を駆除しようとして結果痛い目をみるのは人間です。
自然と共存して生きる覚悟が必要なのではないでしょうか?

…と、熱くなってしまいましたがemoji
尾形さんは「農薬反対の立場」にはならないと言っています。
「農薬に変わる代替案が無いから」、だそうです。
確かに、現状では「農薬を必要としている人」に対して代わりにこうしてくださいと言えることは無い…

なので、農薬反対ではなく「今よりもっとミツバチが暮らしやすいような環境を作って行く」ということで
以下のような提案をしていくとのこと。

わたしたちができること。できる事から始めよう!


『わたしたちができる5つの贈りもの』

1.花を植えましょう。化学物質で汚染されていない花をミツバチに贈りましょう。 
消毒・防カビ・殺虫処理された種子や苗に農薬を散布されたものは低濃度であってもミツバチを死なせてしまいます。植える花は種子処理(消毒)せず無農薬の花苗を扱っているお店から購入しましょう。
蜜源草花:ムスカリ、タンポポ、ラベンダー、ボリジ、アニスヒソップ、ミント類、ひまわり、ニナリア、フェンネル、ハチミツソウ等


2.木を植えましょう。
蜜源となる樹木を植えてください。花が咲くと蜜を吸い、花粉を集めるためにミツバチたちをはじめとする昆虫や野鳥が集まります。かれらが安心して過ごせる空間を贈りましょう。
蜜源樹木:エゾヤマザクラ、ニワトコ、ナナカマド、アズキナシ、カエデ、キハダ、ユリノキ、トチノキ、ニセアカシア、ツルアジサイ、シナノキ、エンジュ、クサギ、ハリギリ等

3.
水場を用意しましょう。
ミツバチたちは良く水を飲みます。花が咲いて蜜が出始めるとミツバチが集まります。集まったミツバチに水を贈りましょう。水はバケツ等に入れてミツバチが溺れないよう木炭を入れてください。木炭は水が腐るのを防ぎます。

4.殺虫剤(ネオニコチノイド系農薬)を使わないようにしましょう。
家庭菜園、お庭の花や木、果樹等にネオニコチノイド系農薬を使わないようにしましょう。害虫の大量発生は環境のバランスが崩れているというメッセージです。自然からの声に耳をすませて原因を探ってみてください。

5.蜜源植物の里親になりましょう。
蜜源植物の種子を集めてください。種子を植えて苗を育ててください。わたしたちと一緒に植樹していきましょう。


【ワンコインサポーター募集!!!】
一口500円からできる蜜源植物の里親制度です。
高校生未満は一口、それ以上は二口以上でお申し込みください。
ご希望のかたにミツバチが大好きなアニスヒソップ、ハチミツソウの種子を差し上げます。
みなさまからいただいた寄付金は蜜源植物の育成、ミツバチの研究・育成に使わせていただきます。
※振込先など詳細はメールにてお知らせしますので、ご連絡くださいませ。
また、ゆきはなでも受け付けております。



☆ハチミツソウの蜜を吸うミツバチ(^-^)♪
ご家庭のお庭やプランターで育てられます。お花も可愛いですよ〜!
是非ミツバチにお花をプレゼントしてください♪


さて、会のことに話を戻しますと

後半、私からも「ドリ農部」と「ゆきはな」の活動について少しだけお話させていただきました。
今後の活動展開として
☆「有機農業映画祭」の札幌開催
☆「ヘンププロジェクト」として、大麻に対する偏見を無くし、歴史や価値を知ってもらう活動
を目標として掲げました。
毎度の事ながら見切り発車ですが(笑
口にしたからには実現させます。

まずは11月の東京で行われる国際有機農業映画祭へ参加し情報収集し
ホームページ上でも「ヘンププロジェクト」というカテゴリを作りこちらとFacebookで大麻草について大麻草の情報を発信して行きたいと思います。


来月から夫が6次化の勉強を始めます。
「大麻の栽培から、商品作りまでやろう!」とけしかけております。
結構乗り気な夫。
いいぞ!!!!あとは法改正だ!!!!!

エンジンのかかった私は誰にも(自分自身でも)止められない…
それは誰もがわかっているようで
尾形さんにも「先走って大麻の栽培始めたらダメだよ!!」と突っ込まれました(笑
法に触れる事だけは気をつけようと思いますemojiemojiemoji



拍手[2回]

PR

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント
プロフィール
HN:
雪子
HP:
性別:
女性
自己紹介:
『身の回りのものをどこまで手作り出来るか』がライフワーク。
神社大好き「和」大好き。
スピ系活動もするけど、キラキラ☆フワフワ♡なスピは苦手w
ガッツリ地に足着いたPUNK系スピですwww
どちらもバランス良く
徹底的に自由に生きることを目指してます。

可愛い年下夫と可愛い柴犬(♂)と暮らしてます。@さっぽろ

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne