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7月12日、13日大麻と亜麻、続けて学んで来ました♪
スーパー満月の12日、待ちに待った北海道ヘンプスクール専門家コースが開校。
ヘンプスクール(専門家コース)とは、『今後産業用大麻の栽培、加工、流通などのビジネスや作物としての産業用大麻の普及や研究を目指したい人を対象に大麻について体系的に勉強してもらう』プロ養成講座です。もちろん、ゆきはなとしてもハチドリとしても今後は大麻を全面的に応援&産業として築き上げるつもりですので一期生として参加しました!
大麻に魅せられし仲間といざ東川へ〜
途中、美しい彩雲も現れ幸先良い♪
スクール前に「北の住まいの設計社」さんにてランチ
山の中で自然がいっぱい♪素敵空間〜〜
こちらの会社は元々自然素材にこだわっていますが、今後はヘンプ建材も製造、利用していくようで頼もしい&楽しみなのであります。
お食事も大変おいしゅうございました。(量は少なめだったけど…w)
素敵な空間でほんわかしていたら、あっというまに授業開始時間に!
超ダッシュで畑へ〜!
5月の新月に種蒔きをし、6月の夏至には30cmほどだった大麻も7月の満月の当日には既に2m近くに…
感慨深いです。。。
今回は初回ということで受講生は畑に入り見学する事が出来たのですが
どうも、道のほうから「無関係者の立ち入りは許可しないように」との指導が入り、今後は難しいかもしれません。
早速のお役所仕事が刺さって来ましたね。
まぁ、今までが順調すぎたのでこのくらいでは驚きもしませんが、やはり気分は良くありませんよね!
これから本気で大麻を北海道の産業として築き上げようと、町どころか道内外から集まって来た受講生を「無関係者扱い」ですから…
塾長の菊地さんが今後も立ち向かってくれるようですが、少しでも理解を得られれば良いのですが。
それにしても美しいさて、場所を圃場から会議室へ移し、いよいよ授業です。
『地域戦略としての産業クラスターと「産業用大麻」』
起業男子が好きそうな、ビジネス系テーマであります。
が、講師の舟山さんはビジネスの分野はもちろん、人間の精神性、そして大麻の神聖性もとても大切にしているお方なので右脳系女子(自分のこと)も学びが沢山あります!
開校祝いということで以前、交流会でも披露してくださった鼓を今回も聞かせてくださいました。
舟山先生の授業スタート。
産業クラスターとは?
大麻とは?
大麻の現状は?
基礎知識から大麻製品を実際見て触って学びます。
大麻繊維といえば野州麻♪
建材、プラスチック製品、食品、化粧品…
大麻で衣食住がまかなえるんですよ〜。
しかも、どの分野においても高性能。
まさにスーパー植物!
後半は栃木で行われた麻フェスティバルの報告をしてくれました。
伝統文化、生活文化の展示と実演。
この麻の葉組子、超大好きなんです〜!!
自分で組むワークショップがあったそうで、身悶えしてしまった(笑
舟山さんは麻フェスの主催者である大森さんに北海道で開催するように言われているそうなのですが、この(栃木の)ように伝統工芸も無く、今現在麻の製品を全く作っていない北海道で開催するのはどうか、と待った状態のようです。
伝統はともかく、我々が「北海道の大麻を使った製品」を作ることが出来たら…
いずれは北海道麻フェスティバルも夢ではありませんね!!
最後は北海道の大麻と言えばこの三人!
ナイスミドル衆でございます♡
この三人がいたから今の現状があります。
さぁ、我々も続きましょう!
そして私たち女性の仕事を軽やかに、楽しく、広げていきましょう
この日はすぐに札幌へ戻り、NPO法人ハチドリの理事会。
大麻についてはもちろん、アイヌ文化の講座も決まって来ましたよ〜
ハチドリについては設立になってから、詳細を発表しますね。
さて、翌日は「亜麻」の世界をお勉強。
一般的に「麻」とくに服飾関係の麻といえばこの「亜麻」、リネンです。
こちらの麻も以前はそのへんで普通に栽培されていたのですが、やはり産業としては石油製品におされ、衰退していきました。
その亜麻に惹かれたある若い男性が、40年ぶりに当別町で亜麻栽培を復活させたのでした。
まずは亜麻畑の見学から。
ひゃあぁぁぁぁ
かっわいいいいいいぃぃぃ♡
お花が咲き乱れる亜麻畑は、なんともぷりちーなのでした!
ちなみに、亜麻も大麻と同様、繊維を取るためには上に成長させ、実を取るためには横に成長させます。
この畑は実をとって油にするための畑なので低く、フワフワとしているのでより一層ぷりちー&ロマンチック。
強さと神聖さを感じる美しい大麻畑とはまた対照的。面白い!
畑を見学したあとは、出店が並ぶ会場へ戻りお楽しみタイムですよー♪
まずはこれでしょ!
亜麻糸ワークショップ!!!!!
こちらに用意されていたのはヨーロッパ産の亜麻繊維。
やはり国産はそう簡単に出せないのでしょうね。。。
硬い藁状の亜麻を機械でしごいていきます。
外側のかたい部分をはがします。
(このへんの解説は確かめたわけではなく私の想像&判断なので間違っている可能性がありますw)あっという間にそよそよと吹かれる柔らかい繊維に…
すごいなぁ、大麻とは全然違うや…
この繊維を、さらに櫛でとかしてゴミクズを取り除き細かく裂いていきます。
そして仕上がったのがこれ〜!
亜麻色の髪とは良く言ったものですね〜
ほんとに髪の毛みたい。柔軟性が高いのです。
これは扱いやすいし、一般向けだわね〜。
ここまででも良いのですが、やはり糸まで仕上げないとね☆
ってことで糸車まで体験させてもらいました。
私も体験済みだし教えてくれれたおねーさんが上手というのもありますが
スルスルと糸が出来て行って、つくづく亜麻は扱いやすい!とビックリです。
大麻糸が出来るまでのあの手間を考えると、「そりゃーリネンのほうが一般に普及するわなー」と納得してしまいます。
いや、だからといって大麻は大変だからイヤーとはなりませんよ、もちろん。
大麻には大麻草としての意味がある、というかそれが何より一番大事なんですもの。
他にもパネル展示で亜麻の勉強が出来たり、
亜麻の実やオイルを使った食事や地元の食材を使った食事が楽しめたり
地元の野菜が買えたり
カラオケ大会があったり
この亜麻まつり、イベントとして素晴らしかったです。
なんといっても、その復活させた男性の亜麻への愛情が伝わって来たし
地元の人からもちゃんと愛されていて
早朝から昼時までしかやっていないのにも関わらず、遠くからも来ている人が多く
毎年楽しみにされているお祭りとして定着しているようでした。
イベントとして、すごく参考になりました。勉強になった!!
大麻のフェスは舟山さんにお任せするとして
私は道産の繊維、布地、糸、そして道産の草木での染め、
そんなものたちを紹介出来るイベントをやりたいなぁと
ぼんやり思いました。
今は半休業中なのですぐに実行には移しませんが(笑
(今までだったら思いついたらすぐ行動していましたが…今は9月の映画祭が終わるまでは自分の仕事をセーブしているのです)
今年はハチドリとして大麻糸績み講座をばばーんと
そして来年にそんなイベントが出来たらいいな〜と思っています!
それまでにまだまだ私自身勉強することが沢山♪
楽しみながら進んで行きます
[4回]
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